Warning: call_user_func_array() expects parameter 1 to be a valid callback, function 'create_post_type_html5' not found or invalid function name in /home/users/2/flap-turn/web/ceremo/magome-hall.info/wp-includes/class-wp-hook.php on line 288
お布施の金額は交渉してOK : 馬込斎場 | 葬儀・家族葬

お布施の金額は交渉してOK / 馬込斎場|葬儀・葬式・家族葬

馬込斎場お布施の金額は交渉してOK

お葬式でいう「お布施」とは、僧侶へ謝礼として渡す現金のことを意味します。任意が原則とされ、「お気持ちで」との曖昧な表現がまかり通っているがゆえに、何かと悩みのタネになることが多いもの。

本来は寺院の維持管理に使われるお金でも、お葬式で僧侶を呼ぶ側にとっては、「読経(お経を読んでもらうこと)」や「戒名」をもらう”対価”と解釈しがちです。檀家離れが進む現代で、深い信仰心がなくても、いまだ葬儀全体の9割を仏式が占める現状では、お布施は葬儀費用の一部だと考えざるをえません。

お布施については、大きく分けて、「読経」と「戒名」の分として捉えられるでしょう。
まず、「読経」ですが、一般的な葬儀だと、1.通夜 2.葬儀・告別式 3.火葬場と、3回にわたってお経を読んでもらいます。葬儀社に紹介してもらう場合は、20万円程度からの手配となることが多いです。

馬込斎場戒名の依頼

「戒名」は事前にお願いしておいて、通夜当日に僧侶が、戒名を記した位牌を持参するケースが目立ちます。
お経(経典)の中から1文字引用されることも多く、俗名も考慮されます。こちらも、葬儀社経由で依頼する場合は、通常の戒名で3万円程度からが目安になります。

余談になりますが、2010年に「パソコンソフトで戒名をつける僧侶が増えている」旨の報道が一部でありました。が、実際には、位牌に記す筆文字のソフトが僧侶の間で重宝されているのです。
昔と違って、毛筆でスラスラと達筆な文字を書ける僧侶は少なくなりました。パソコンを利用して、位牌へ美しい筆文字を記すようになったのも、ひとつの時代の流れでしょうか。

僧侶への依頼では、「戒名はもらわず、読経だけ」や「戒名と、告別式の読経のみ」といった指定が可能です。もちろん、内容に応じて必要となる金額も変わってきます。
菩提寺を持たずに仏式のお葬式をする場合、現実的には、葬儀社へ僧侶の紹介を依頼するか、自身で手配するしかありません。

馬込斎場僧侶の派遣サービス業者は全国に点在

近年では、「僧侶の派遣サービス業者」も全国に点在しており、寺院を持たない分、割安なことが多く、明瞭な金額表示がされています。
いずれにせよ依頼時には

1.今回の葬儀だけ頼む(ただし、初七日法要を含む)
2.四十九日から先の法要も頼む
3.これを機に家族ぐるみで長くつき合いたい

かを、はっきりと伝えること。でないと、依頼した側は「今回だけ」のつもりが、僧侶側では「次の法要も呼ばれるもの」と把握して、初七日法要の後に、四十九日の打ち合わせを始められたりするからです。
トラブル回避のためにも、最初にちゃんと希望を伝えましょう。

馬込斎場ニセ僧侶に注意!

葬儀社に僧侶の紹介を依頼する場合は、なにより面倒がなく、目安となる金額が決まっていて、追加費用が発生しないという長所があります。一方の短所には、僧侶がニセモノだったり、お布施が高額に設定されていることなどがあげられます。

自社の社員に、「在家僧侶養成講座」を受講させ、僧侶としてお勤めさせたり、複数の宗派の掛け持ちを僧侶に強制して、違う宗派でもそれと偽って紹介してしまう悪質な葬儀社も実在するのです。

さらに、葬儀社が僧侶を紹介する際、実際にはバックマージンが存在していることが多く、その分が割高に設定されていたりします。お布施は、依頼した側が僧侶へ直接渡すものですが、後日に葬儀社側で寺院へ回収に出向くのです。このバックマージンを自社の売り上げにしている業者まであり、なんと、お布施の5割を”紹介料”として搾取する葬儀社まであります。

まずは事前に、紹介される僧侶の詳細を聞いておくこと。どこのお寺の僧侶なのか、寺院の所在地も確認し、うやむやにされるようなら、「後日(お寺へ)、伺うつもりだから」と、言ってみることです。
そうして当日、僧侶と顔合わせの際には名刺をもらいましょう。ほかに出身校や、どんな修業をしたのか訊ねてみることもできます。

また昨今では、金額について交渉しても問題ありません。想定外のお布施額を提示されるようなら、「これ以上は出せない」「だすつもりはない」と、限度額を具体的に告げて、そのなかで紹介可能な寺院や僧侶を探してもらうのも手です。

宗派にこだわらないなら、その旨も伝えましょう。「宗派未指定」にすることで、比較的抑えた金額でも引き受けてもらえる寺院や僧侶を探しやすい内実があるからです。
なお、「宗教者への謝礼」のお布施は、相続財産から控除されるので、領収書をもらうのを忘れずに!

馬込斎場院号セールスの口車に乗らないで

戒名においては、お布施の金額を釣り上げる目的で、葬儀社や僧侶から院号をつけることを強引に迫られる場合があります。
代表的なセールストーク例としては

1.先祖代々に院号がついていたり、先立った伴侶に院号がつけられていた場合、「お家の中でつり合いが取れないですよ」とほのめかす。
2.たくさんの孫や子どもに囲まれて大往生した高齢者の場合、「せめて院号くらいはつけておいたらいかがですか」と、遺族の情に訴える。
3.ほかに「育ててもらったご恩返しとして」「敬う気持ちを形にしてさしあげませんか」

などと弱った心へ言葉巧みに誘導します。
口車に乗せられて、「これで故人も救われる」と思い込みがちですが、逆に、想定外の出費となって、足元を掬われかねません。故人が生前から信心深く、遺族も本心から望んでいる場合を除いてはよく考えるようにしましょう。

馬込斎場「空海」など高僧の戒名も2文字だけ

戒名はもともと、仏門に帰依した証しとして授与される名前。生前は大した信心もなかったのに、死後になって、お金を出して立派な戒名をつけてもらおうとする姿勢自体が、本来あるべき戒名の真意からズレてしまっているのです。

バブルのころは、競うように大金を積んで、100万円単位で院号が”売買”されることもありました。「立派な戒名はお金しだい」といった感覚が広く浸透してしまい、現在に至っても文字数が多いほど、長い名前であるほど「位が高い」と認識されている感があります。

しかし、仏教において、本当の戒名は2文字だけ。あとは装飾的な意味合いしか持ちません。
なので、もしも戒名について、周りから強引にグレードアップを強いられたら、「『親鸞』『空海』『最澄』といった高僧ですら、すべて2文字の戒名です。普通の戒名をいただくだけで十分なのです」と受け流しましょう。

馬込斎場 ”寺院号(てらいんごう)”には要注意

お布施は宗教者への謝礼なので、「価格」や「料金」といった認識は誤りです。「お経代」「戒名料」などの言い方もしないように注意しましょう。
本来は菩提寺と檀家、地域との関係性の中で目安額がおのずと定められるものですが、普段からお寺とつき合いがなかったり、菩提寺を持たない人にとっては、”値段”のないものほど厄介に感じることはありません。地域差も著しく、寺院の格式や僧侶の僧階によっても金額が違ってくるので、全国共通に論じることもできません。このため、お布施については各人の捉え方しだいとなります。

お布施を「僧侶への感謝のしるしと寺院護持への施し」と把握するのか、「葬儀サービスへの対価」と考えるのか。最近では、前もって目安額を提示している寺院もあり、また、寺院を持たない、いわゆる”マンション寺”の僧侶も増えています。
お寺の生まれでちゃんと修業を積んでいても、自分のお寺を持てない次男や三男の僧侶が、派遣サービス業者に登録しているケースも多いのです。「僧侶の出演料」と割り切った考え方ができるなら、低費用ですむサービスとして利用するのも一案でしょう。

お布施は告別式が始まる前、または通夜の前に僧侶へ直接渡すのが通例です。その際には「お膳料」や「お車代」をそれぞれ別の封筒に入れて(各5000円〜1万円程度)、お布施と一緒に僧侶へ渡すこともあります。
用途からいえば、お布施は寺院に納められるもので、お膳料やお車代はお勤めに来た僧侶個人に差し出すもの。かつては用意するのが当たり前でしたが、昨今ではケース・バイ・ケースです。土地柄や慣習にもよるため、必要かどうかは、事前に葬儀社の担当者に聞いておくとよいでしょう。

また、院号は本来、本山に登録されるものです。ところが、それをしないで、寺院側で独自に院号をつける”寺院号”と呼ばれるものが、業界内ではまかり通っています。
この場合は、相応のお布施を納めても、厳密にいえば正規の院号を授与されなかったことになります。院号をつけてもらった場合は、念のため本山へ登録されることを、僧侶に直接確認するのを忘れずに!

PAGE TOP

|

サイトメニュー